何年振りかの投稿は、自身のチラ裏的な意味も込めて書こう。
今では超有名なワンボードPC「Raspberry Pi」であるが、その活用法として、我が家ではVolumioによるネットワークオーディオとSoftether VPNによるVPNサーバーを常時稼働させている。
どちらもかなりポピュラーな使い方だと思う。
今回は、前者のVolumioの無線LAN設定についてハマッた事のメモである。
Volumioがどういったものかについて、詳しくは割愛するが、要は音楽を鳴らすのに特化したRaspberry Pi向けのLinuxディストリビューションだ。
【公式:https://volumio.org/】
さて、本題。
VolumioではNASに置いた音楽ファイルをネットワーク越しに再生できるわけだが、この接続に無線LANを使う場合には少し注意が必要。
ステルスなSSIDのアクセスポイントに正常に接続できないのだ。
(ステルスなSSIDとは、接続するまで端末のアクセスポイントのリスト等に表示されないSSIDの事だ)
正確には、WEB UIのNetworkメニューから無線LANを設定した際に、この現象が発生する。
通常LinuxでステルスなSSIDに接続するには/etc/network/interfacesに"wpa-scan-ssid 1"とか、wpa_supplicant.confに"scan_ssid=1"とか、ビーコン吐いてないSSIDでもスキャンして接続するよって設定が必要だが、その設定がWEB UIからでは不可能なのだ。
Volumioのnet-config.phpは、WEB UI上で入力された設定値を/etc/network/interfacesに強引に上書きするという、かなり強引な挙動をするが、ここに"wpa_scan_ssid 1"のオプションが含まれていないのが原因。
対策として、v1.55であれば/var/www/net-config.phpの
このあたりを
このように修正し、VolumioをRebootした後、無線LANを再設定してやれば解決するはず。
かなり安直な修正だが、つまりはオプションを追加しただけである。
しかし、この状態では無線LANのパスワードが/etc/network/interfacesに平文で書かれてしまう(笑)
前述の強引な挙動と合わせて、あまり気持ちのいいものではない。
どうせこんな修正をするぐらいなら、wpa_supplicantを使って直接設定してやったほうがはるかにマシである。
ps.世間の皆はアクセスポイント丸見えのまま使ってるの?それが当たり前なの?公衆サービスじゃないんだから…
今では超有名なワンボードPC「Raspberry Pi」であるが、その活用法として、我が家ではVolumioによるネットワークオーディオとSoftether VPNによるVPNサーバーを常時稼働させている。
どちらもかなりポピュラーな使い方だと思う。
今回は、前者のVolumioの無線LAN設定についてハマッた事のメモである。
Volumioがどういったものかについて、詳しくは割愛するが、要は音楽を鳴らすのに特化したRaspberry Pi向けのLinuxディストリビューションだ。
【公式:https://volumio.org/】
さて、本題。
VolumioではNASに置いた音楽ファイルをネットワーク越しに再生できるわけだが、この接続に無線LANを使う場合には少し注意が必要。
ステルスなSSIDのアクセスポイントに正常に接続できないのだ。
(ステルスなSSIDとは、接続するまで端末のアクセスポイントのリスト等に表示されないSSIDの事だ)
正確には、WEB UIのNetworkメニューから無線LANを設定した際に、この現象が発生する。
通常LinuxでステルスなSSIDに接続するには/etc/network/interfacesに"wpa-scan-ssid 1"とか、wpa_supplicant.confに"scan_ssid=1"とか、ビーコン吐いてないSSIDでもスキャンして接続するよって設定が必要だが、その設定がWEB UIからでは不可能なのだ。
Volumioのnet-config.phpは、WEB UI上で入力された設定値を/etc/network/interfacesに強引に上書きするという、かなり強引な挙動をするが、ここに"wpa_scan_ssid 1"のオプションが含まれていないのが原因。
対策として、v1.55であれば/var/www/net-config.phpの
// format new config string for wlan0
$wlan0 = "\n";
$wlan0 .= "auto wlan0\n";
$wlan0 .= "iface wlan0 inet dhcp\n";
$wlan0 .= "wireless-power off\n";
if ($_POST['wifisec']['encryption'] == 'wpa') {
このあたりを
// format new config string for wlan0
$wlan0 = "\n";
$wlan0 .= "auto wlan0\n";
$wlan0 .= "iface wlan0 inet dhcp\n";
$wlan0 .= "wireless-power off\n";
$wlan0 .= "wpa-scan-ssid 1\n";
if ($_POST['wifisec']['encryption'] == 'wpa') {
このように修正し、VolumioをRebootした後、無線LANを再設定してやれば解決するはず。
かなり安直な修正だが、つまりはオプションを追加しただけである。
しかし、この状態では無線LANのパスワードが/etc/network/interfacesに平文で書かれてしまう(笑)
前述の強引な挙動と合わせて、あまり気持ちのいいものではない。
どうせこんな修正をするぐらいなら、wpa_supplicantを使って直接設定してやったほうがはるかにマシである。
ps.世間の皆はアクセスポイント丸見えのまま使ってるの?それが当たり前なの?公衆サービスじゃないんだから…
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